アートメイクの濃い期間はどのくらい?
アートメイクは皮膚に細かな傷を付けて色を入れるため、腫れや赤みが生じる場合があります。さらに施術直後は色が濃く出て、目立つ場合もあるのです。この期間は色素をきちんと定着させる時間で、アートメイクでは必要不可欠です。この期間がないとすぐに色褪せてしまったり、定着しても薄くなる可能性があるのです。濃い期間は施術した部位や個人差がありますが、目安としては1週間程度となります。それを過ぎてしまえば、自然な見た目になるので心配し過ぎる必要はないです。
眉毛の場合はアートメイクをした後1日から2日、腫れや赤みが出ます。軟膏などできちんとケアして、保湿を忘れないようにしましょう。着色して色が定着するのは少し時間が掛かるので、濃いのはある程度我慢しましょう。徐々に色味は落ち着いて、自分の眉毛と混じってきます。
唇はデリケートな部分のため、アートメイク後に皮が剥けることも珍しくありません。皮が剥けると心配してしまいますが、これはしっかりと色が入っていく証拠でもあります。同時に腫れや赤みも消えていくので、大丈夫です。色が濃く出ている間はしっかりとケアをし、唇の乾燥を防ぎます。リップクリームなどで保湿をして、乾燥させないように気を付けましょう。
アイラインのアートメイクは粘膜付近にするので、かなり近付かない限り濃いのかは分かりません。むしろ濃い方が目力が出て、印象的な目元になるメリットがあります。繊細な部位でもあるので、なるべく擦らないようにすることも大事です。
色が濃く出るからといってメイクで無理矢理隠そうとはせずに、なるべくそのままの状態で1週間過ごします。メイクをしてしまうと化粧品の刺激で肌に負担が掛かったり、刺激になってさらに腫れや赤みが生じてしまう危険性があるのです。眉毛の濃さが気になるなら前髪を下ろしてしまう、リップはマスクをするなどして対策します。アイラインはそのままでも、あまり濃さは気にならないことが多いです。どうしても隠せないのなら周囲にアートメイクをすることを事前に伝えれば、変な目で見られてしまう心配も少なくなります。また連休など長期の休みを利用して、人と会うのを最低限におさえるのも一つの手です。